2015年03月15日

震災から4年 「静けさ」と「臭い」と


あの大震災から4年がたちました。
仙台では、ちょうど今、国連防災会議が開催中です。

当日の津波の様子は、いろいろな報道やインタ−ネットでもみることが出来ます。しかし、どうしても、画像では伝わらないものがあります。


震災の2日後、私は、若林区のいとこの家をたずねていきました。なにせ、親戚の様子が全くわからなかったからです。

いとこの家は、仙台東部道路のすぐ東(海)側。車で行きました。この道路は、堤防の役割を果たし、津波を食い止めました。

近づくにつれて、まず見えたのが、東部道路のガ−ト部分をくぐって津波が浸入した場所(西側)。いわば、津波の最先端部でしたが、それでも、初めて見た驚くべきものでした。大きな流木、流された車、いろいろな漂流物・・。

通行止めになっていましたが、ぎりぎりまで、進みました。目の前にはまだ水が残っていて、長靴に履き替えました。


車から降りたとき驚いたのは、その静かなこと。音の無い世界でした。車の音も、一切のBGMも、なにも無いのです。

聞こえていたのは、鳥の鳴き声、風の音、ふだんはかき消されているような音です。なにか、車の少なかった、子供の頃にタイムスリップしたようでした。

そしてもう一つ、その場に漂う「どぶのような」におい。これは、かなりの長期間、残っていたと思います。

この「静けさ」と「どぶのような臭い」、これは、現場でしか、あの時にしか、わからないことで、画像からは伝わらないものだけに、強く記憶に残っています。




posted by まさむね at 22:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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